仕事の効率を高めるホームオフィスの風水術

多くの人が仕事の生産性を高めるために、ノイズキャンセリングヘッドホンを使用したり、1カ月の内5時間は自然に触れ合う“20-5-3ルール”を実践したり、さらに立ったり座ったりを繰り返したりしているだろう。こういった行動を取り入れるのは良いことではあるが、風水の専門家は空間のエネルギーが良くなければ、生産性に実質的な変化は起こらないと主張する。

風水とは、そこに潜む霊的な力と調和するように敷地を構成する中国発祥の思想で、特に寝室で取り入れられることが多い。しかし風水はリラクゼーションを促進するのと同じくらい、ホームオフィスのエネルギーを促進することができる。 本記事で紹介する風水を取り入れたホームオフィスには、生産的なエネルギーが流れ、そのエネルギーを最大限に活用できるように空間がつくられている。さらに風水を取り入れたとしても、ミニマリストになる必要はなく、色や柄が豊富に使われた事例もある。

また、風水は自分にとって機能的な空間でなければ効果を発揮しない。結局のところ、仕事場なので実用性も重視しなくてはならないのだ。紹介する風水オフィスのアイデアのほとんどは、企業のオフィスでも有効なので在宅勤務でない人にも役立つはず。さらに風水的なオフィスのアイデアの多くは、アートや愛する人の写真、観葉植物などを仕事場に加えるというシンプルなものばかり。オフィスを大々的に改装する必要はない。 より生産的で快適なワークスペースにするための風水術をチェックしよう。US版「ハウスビューティフル」より

インスピレーションを身近に置く

BEATRIZ DE COSTA

なぜ働いているのかを思い出すことは重要だ。インスピレーションを与えるメッセージや写真、素材や色をピンボードに保存して参考にしてみよう。さらにこれを定期的に更新しよう。 こういったインスピレーションソースは、ポジティブなエネルギーと精神的な集中力を促進するのに役立つ。

自然光を最大限取り入れる

DAVID LAND

可能な限り、頭痛や目の疲れを引き起こす可能性のある作業用照明ではなく、自然光を使用して作業しよう。 日が沈んだら、暖かい電球がついたタスクライトやデスクライトを選び、その日のやるべきことを終わらせよう。