38年ぶり2度目の日本一を達成し、試合後に胴上げされる阪神・岡田監督 (C)Kyodo News

　2日に放送された『ショウアップナイタースペシャル　野村弘樹＆真中満　新春プロ野球かるた』にニッポン放送ショウアップナイター解説者の野村弘樹氏と真中満氏が出演し、阪神について言及した。 　阪神は昨季18年ぶりにリーグ優勝、38年ぶりに日本一を達成。今年は球団初のリーグ連覇に期待がかかる。真中氏は去年の阪神について「ピッチャーが安定しているし、昨年は打線もうまくつながってきましたよね」と話せば、野村氏は「去年タイガースが強かった理由として大竹、村上だと思っていて、この2人を開幕前に名前を挙げてこれだけ活躍するという人はいなかったと思う。この2人で2桁以上勝っているのは大きい」と分析した。 　真中氏は「去年は青柳、西が開幕から調子が良くなくて、2人も本当の気持ちからすると悔しいシーズンだったと思うんですよ。もっと行けたんじゃないかと。そうすると村上、大竹プラス青柳、西も出てくる。才木とか若いピッチャーも頑張るとなると、タイガースは強いと思いますね」と予想した。 　リーグ連覇に向けてのキーマンに真中氏は大山悠輔を挙げた。「去年は1年間4番として最高出塁率を取って、チームも引っ張りました。毎年同じ数字を残せるかというと、ヤクルトの村上も苦しんだ。毎年同じようにいかないと思うので、その辺は大変なのかなと思いますね」と話した。 　野村氏は投手陣のキーマンに「ピッチャーでは村上。大竹も終盤垂れたでしょう。村上が昨年くらいやったら大きいよね。ピッチャーでは村上」と昨季リーグMVP、最優秀防御率、新人王に輝いた村上頌樹を挙げていた。