5月に車を買い替えようとしたら、妻から「年度初めは税金が損にならないの?」と聞かれました。自動車税に損得ってあるのでしょうか?
5月の車の買い替えは「還付金」に影響する
5月の車の買い替えが損になるか得になるかは、自動車税の納付が済んでいるかどうかによって変わります。 なぜなら、自動車税が納付済みだと所有している古い車を廃車(抹消登録)にした場合、すでに前払いした1年分の自動車税から抹消登録翌月分からの払いすぎた金額を還付してもらえるからです。 一方、納付が済んでいない場合は、廃車にしても還付金はないので注意が必要です。また、買い替えの際に車を売却できなかったり、車検を受けられなかったりするなどのデメリットがあります。
5月の車の買い替えは自動車税が納付済みなら損にならない
5月の車の買い替えは自動車税が納付済みであれば、廃車にした際に還付金が戻ってくるので損にはなりません。ただし、納付済みでない場合は、廃車にしても還付金が受け取れず、古い車の売却ができず、車検を受けられないデメリットのほうが大きくなってしまうでしょう。 また、軽自動車税の場合は、課税者が決定する4月1日を避け、4月2日以降に車検証登録をすると、1年分の軽自動車税が節税できるというメリットがあるので、これから買い替えを検討している方は納車のタイミングとして参考にしてみてください。 出典 東京都主税局 自動車税月割税率表(自家用) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部