テン・ハーグの勝率はスールシャール、モイーズ以下に ELもドローに終わったユナイテッド
解任論の高まりは致し方なしか
マンチェスター・ユナイテッドはUEFAヨーロッパリーグ・リーグフェーズ第1戦でオランダのトゥエンテと対戦。先制したものの追いつかれ、ホームで1-1のドローに終わった。 [動画]先制するも追いつかれるEL・トゥエンテ戦 リーグカップ3回戦では大量7得点を挙げたユナイテッドだったが、先週末のプレミアリーグ、クリスタル・パレス戦に続くドローとなった。枠内シュート5本に終わっており、決定力の問題はいまだ横たわったままだ。 ELのリーグフェーズもいまひとつな発進となったユナイテッド。英『THE Sun』は、これまでの指揮官のELでの成績とエリック・テン・ハーグ監督の成績を比較している。暫定的に指揮をとったマイケル・キャリックを除くと、もっとも高い勝率を持っていたのはジョゼ・モウリーニョだ。16-17シーズンに同大会を制覇し、29試合18勝5分6敗。勝率は62%を記録している。 次がオーレ・グンナー・スールシャールだ。CLグループステージで3位に終わったためELに回った20-21シーズンに決勝まで進み、35試合19勝6分10敗。勝率は54%だ。3位はデイビッド・モイーズで、10試合を戦い5勝3分2敗、勝率は50%となっている。 テン・ハーグは19試合を戦って9勝4分6敗と、勝率は50%を切って47%となっている。『BBC』もテン・ハーグは残るか去るかと話題にしているが、ELでもこの勝率を改善できなければ、解任論がさらに高まっていくことは間違いない。 ここからユナイテッドは週末のプレミアリーグのトッテナム戦、ELリーグフェーズのポルト戦、プレミアリーグのアストン・ヴィラ戦と強敵が続く。ここでも勝利を挙げられなければ、テン・ハーグ監督はかなり厳しい立場に立たされるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部