「これぞオリンピックの感動だ!」卓球女子で実現した“23歳vs 61歳の新旧女王対決”に中国メディアが興奮!「最後は夫との熱烈キス」【パリ五輪】
現地7月31日、パリ五輪・卓球女子のシングルス2回戦が行なわれ、中国メディア大注目の一戦が実現した。世界ランキング1位で絶対女王と謳われる孫穎莎(中国)と対戦したのは、今回が6度目の五輪出場となる同68位のシャリャン・ニ(ルクセンブルク)。23歳の世界トップに、倪夏蓮の中国名で愛された61歳の超ベテランが挑んだ。 【画像】いきなり口にブチュー! コーチである夫からの熱烈キスを受けるシャリャン・ニ 結果は、孫穎莎が圧倒的な力の差をみせつけて4-0(11-5、11-1、13-11、11-4)のストレート勝ち。それでも試合終了後の会場からは大歓声が起こり、スタンディングオベーションが贈られた。 中国メディアの『捜狐体育』は「倪夏蓮が中国代表として世界選手権で金メダルを獲ったのは1983年だ。今から40年近く前で、もちろん孫穎莎は生まれてもいなかった。そんな新旧ふたりの女王の対決に、中国の報道陣が殺到したのである。その人数と熱狂ぶりは昨日の混同ダブルス決勝を凌ぐほどだった」とレポートする。 さらに、「倪夏蓮は試合中、ずっと笑みを浮かべていた。孫穎莎が素晴らしいショットを打つと手を叩いて称え、優しく見守る母のようだった。この日の彼女にとって勝敗は重要ではない。オリンピックと中国代表エースとの戦いを心の底から楽しんだのである」と伝えた。 試合後にシャリャン・ニは「孫穎莎は非の打ちどころがない完璧な選手よ」と持ち上げたうえで、「私の第一の夢はオリンピックに出場すること、第二の夢は試合に勝つこと、そして第三の夢は孫穎莎と対戦すること。今回はそのすべてが叶ったの!」と喜びを口にした。かたや孫穎莎も「倪おばさんとの試合を楽しみにしていたのですごく嬉しい。多くを学ばせてもらいました」とリスペクトを忘れない。 そして『捜狐体育』は「会場を支配したのは倪夏蓮だった。彼女のパーソナリティに誰もが魅了され、観客は心地よい空気に癒されたのだ。これぞオリンピックの感動だ」と評し、「最後は夫であるコーチ(トミー・ダニエルソンさん)との熱烈キスも披露してスタンドを沸かせてくれた」と紹介している。 構成●THE DIGEST編集部
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