【中日】小笠原「行くしかねえなと」ダイビングキャッチ 44イニングぶり援護点もらい今季2勝目
◆JERAセ・リーグ 巨人2―4中日(22日・東京ドーム) 中日・小笠原がようやく不運から解放された。6回7安打2失点。6回に44イニングぶりの援護点をもらい、6試合ぶりの今季2勝目が手に入った。初回、丸に先頭打者本塁打を許し、3回にも失点。「個人的にはすっきりしないけど、野手にはいつも助けてもらってる。チームが勝ててよかった」と安どした。 気合の好守が流れを変えた。5回無死一塁、吉川尚のバント飛球をダイビングキャッチ。「行くしかねえなと思った」と巨人・桑田2軍監督をほうふつとさせる気迫で流れを引き戻し、直後の逆転を呼び込んだ。チームは引き分けを挟んで2連勝。10カードぶりのカード勝ち越しだ。立浪監督は「(小笠原は)先制された中でも、全力で投げてくれたので、逆転につながった」と賛辞を贈った。(森下 知玲)
報知新聞社