韓国がインドネシアにPK戦で敗れる 10大会連続の五輪出場を逃す波乱【サッカー U-23アジア杯】
サッカーU23日本代表がパリ・オリンピック出場権獲得まであと1勝となった。 4月25日にドーハで行われたU23アジアカップ準々決勝でカタールを延長4-2で退けて4強に進出した。29日の準決勝でイラクかベトナムと対戦し、勝てば3位以内確定でパリ行きが決まる。 【動画】U-23日本代表に招集された唯一の大学生・内野航太郎!大学No.1ストライカーが出国前の試合でもゴール 日本が8大会連続12回目のオリンピック出場へ、あと1勝に迫った。
このほかの25日の試合では、日本と同じB組を1位で突破した韓国がインドネシアに延長2-2の末のPK戦で11-10と敗れて、10大会連続での五輪出場を逃した。 韓国は、同郷のシン・テヨン監督が率いるインドネシアに前半15分に先制を許すなどで最初の45分を1-2で折り返すと、後半25分にはFWイ・ヨンジュン選手が相手への肘打ちがVARで確認されて退場になる。 しかし、数的不利になりながらも後半39分に速攻からFWジョン・サンビン選手が同点ゴールを決めて追いついた。 その後、韓国はファン・ソンホン監督が後半アディショナルタイムにレッドカードを受けて退席処分になる中、延長でも均衡を破ることができずにPK戦に突入。 ここでも12人目までもつれる激闘になったが、韓国のイ・カンヒ選手のキックが相手GKに止められ、インドネシアはMFプラタマ・アルハン選手が決めて決着した。 インドネシアは1956年大会以来で、23歳以下の大会となった1992年以降では初となるオリンピック出場へ向けて大きく前進。 29日の準決勝ではサウジアラビア対ウズベキスタン戦の勝者と対戦する。 今大会はパリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねており、上位3位チームが出場権を獲得。4位のチームはアジア予選4位のギニアと5月9日にフランスで最後の1枠をかけた大陸間プレーオフに進むことになる。
テレ東スポーツ