今後が楽しみな須崎

＜大相撲三月場所＞◇五日目◇14日◇大阪・エディオンアリーナ 　小柄な幕下四十九枚目・須崎（大嶽）が体重67.4キロ差を制し、幕下四十八枚目・安大翔（安治川）を豪快に土俵下に吹き飛ばして勝利した。迫力あふれる光景に歓声が飛び交い、ファンからは「まさか倒せるとは」「魅せる相撲」といった驚きの声が寄せられた。 【映像】19歳小兵力士、巨漢力士を吹っ飛ばす豪快白星 　平成16年（2004年）生まれの19歳・須崎は、身長170.6センチ・体重91.7キロの小兵力士。五日目に対戦した安大翔は身長174.9センチ・体重159.1キロで、体重差は実に67.4キロにもおよぶ対決となった。 　立ち合い圧力を見せたのは巨漢の安大翔。須崎は一気に押されて後退してしまう。しかし素早い身のこなしと柔軟性で相手の腕を取って回り込んだ須崎は、土俵際で安大翔がバランスを崩しそうになったところを逃さず、強烈に押し出して撃破。小さな須崎が大きな安大翔を豪快に吹き飛ばすと、館内から大きな歓声が沸き起こり、拍手喝采となった。須崎は無傷の3連勝。敗れた安大翔は1敗目を喫した。 　体重差をものともせず豪快な相撲で勝利した須崎。ABEMAの視聴者からは「まさか倒せるとは」「魅せる相撲」「これは金取れる相撲ですわ」と驚きや称賛の声が相次いだほか、「運動神経いい」「おもろいやんけ」「要チェックや」と今後の活躍に期待を寄せるコメントも寄せられた。（ABEMA/大相撲チャンネル）