野球教室での風景を見て感じたこと。懇切丁寧に指導する館山昌平監督の資質は十分あり【伊原春樹の野球の真髄】
現役時代の館山。さまざまな経験が今に生かされているように感じた[写真=BBM]
12月3日、東京・東伏見にある早大野球部の安部球場で西東京市、小平市、東久留米市で活動する小学5、6年生を対象にした野球教室が行われた。主催は西東京市にあるタクトホーム株式会社。同社の小寺一裕社長と面識があり、私も当日、顔を出すことになっていた。 小寺社長は日大藤沢高出身。今回の野球教室をプロデュースしたのは、小寺社長の高校の後輩にあたる元ヤクルトの館山昌平だと聞いていた。安部球場のそばに同社があり、朝9時に会議室に集合ということで私も行き、部屋に入った。すると、そこには楽天の今江敏晃監督、浅村栄斗、清宮虎多朗、ブルペン捕手の横山徹也、そしてヤクルトなどでプレーした坂口智隆の顔があった。 館山は2019年限りでユニフォームを脱いだが20、21年と楽天で二軍投手コーチを務めていた。その縁で今江監督らに声を掛けたのだろう。さらに・・・
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週刊ベースボール