下痢や嘔吐…「ハンバーグ」食べ体調不良に 「ペッパーランチ」一部メニューの販売停止
日テレNEWS NNN
ステーキチェーン「ペッパーランチ」の運営会社は、一部店舗でハンバーグを食べた客に下痢や嘔吐(おうと)などの症状が確認されたことを発表しました。これを受け、「ペッパーランチ」では全てのハンバーグのメニューについて、29日から販売を休止しています。 ◇ アツアツの鉄皿にのせられた、コショウが味の決め手のペッパーライス。こうした商品を素早いスピードで提供するステーキチェーン「ペッパーランチ」の複数店舗で、下痢・嘔吐などの体調不良者が出ているといいます。 全国で180店舗あまりを展開する「ペッパーランチ」。今回、体調不良者が出たのは山口県、大分県、鹿児島県にある3店舗です。 運営会社によると、合わせて5人に下痢や嘔吐などの症状があったということですが、30日午後5時現在、回復に向かっているといいます。 体調不良の原因はまだ分かっていません。ただ、体調不良者が共通して食べていたのが「ハンバーグ」でした。そのため、ハンバーグメニュー14品目が29日から当面の間、販売休止になりました。 30日、都内の店に来ていたお客さんに話を聞きました。(※今回の事案があった店舗ではありません) お客さん 「ランチメニューのハンバーグランチが全部、売り切れていた」 「売り切れになっていたからもうないんだと思って」 休止理由を伝えると、「ペッパーランチは来るけど、ハンバーグはやめとこうかな」「当分食べないと思うな」という声が聞かれました。 「ペッパーランチ」を運営する「ホットパレット」は、発生原因の特定に努め、体調不良を感じた客に申し出るよう呼びかけています。 ◇◇◇ 大分市の保健所は30日、小学生の女児と未就学の男児のあわせて2人が「O157」に感染したと発表しました。先週には男児のきょうだいの未就学の女児1人の感染も発表されていて、3人とも体調不良者が出ている大分市のペッパーランチの店舗を利用していたということです。大分市保健所が関連を調べています。