イエメン首都で大規模デモ フーシ派幹部「必ず反撃」
【カイロ共同】米英両軍による攻撃を受けたイエメンの首都サヌアで12日、親イラン武装組織フーシ派の支持者らによる大規模デモが開かれた。フーシ派幹部が演説し「米英に必ず反撃する」と訴えた。 【写真】フーシ派支配地域の拠点空爆へ向かう戦闘機 米軍、再攻撃
参加者の中には銃やパレスチナの旗を掲げる人もいた。フーシ派幹部は「米国に死を。イスラエルに死を」と語り、両国の国旗が路上で燃やされた。 イエメンは内戦下にあり、サヌアを含む北部の大部分を支配するフーシ派と暫定政権の対立が続いている。現地メディアによると、暫定政権は12日の声明で「国民の利益を犠牲にして、国を軍事対立に引きずり込んでいる」とフーシ派を非難した。