『ナイトメアー・ビフォアー・クリスマス』ウギー・ブギー声優、70歳で死去
ティム・バートン原案の映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993)に登場する悪役ウギー・ブギーの声を担当した俳優ケン・ペイジさんが現地時9月30日、米セントルイスの自宅で亡くなった。70歳だった。ペイジさんの知人がSNSで明らかにした。 【画像】ケン・ペイジさんが参加した『ナイトメアー・ビフォアー・クリスマス』 ペイジさんは、1954年1月20日生まれ。高校時代から舞台俳優を目指し、1970年代後半にニューヨークへ渡り、その後は数多くのブロードウェイ作品に出演。代表作となった『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』では、ハロウィンタウンの嫌われ者であるウギー・ブギーを熱演した。映画公開後に発表された関連ゲームでも同役を務め、昨年開催された30周年記念コンサートでも元気な姿を見せていた。
劇中歌「ウギー・ブギーのうた」を手がけた作曲家のダニー・エルフマンさんは「昨夜の悲報で、まだ愕然としています。ケン・ペイジが突然亡くなりました。彼は唯一無二のウギー・ブギー・マンでした」とSNSでコメント。「私が知る限り、彼は最も寛大な心の持ち主の一人でした。生命力、喜び、才能で満ち溢れていました。ケン、我が友よ。君がいなくなって本当に寂しいです」と故人を偲んだ。(編集部・倉本拓弥)