「素晴らしいスポーツマンシップだ」なでしこ守護神の負傷した米国選手への振る舞いに対戦国メディアが喝采!「試合を続けられた」【パリ五輪】
優勝候補のアメリカに0-1で敗戦
相手国メディアが喝采を送った。 現地8月3日に開催されたパリ五輪の準々決勝で、池田太監督が率いる日本女子代表は優勝候補のアメリカと対戦。延長戦にもつれ込む死闘の末に、0-1で敗れた。 【画像】米国メディアが称賛!負傷した相手選手をなでしこGK山下のサポート アメリカメディア『USA TODAY』が称えたのが、なでしこジャパンのGK山下杏也加の振る舞いだ。延長戦で、相手のMFコルビン・アルバートが足をつったような素振りを見せると、足を伸ばしてサポートしたのだ。アルバートはその後もプレーを続けている。 同メディアは「延長戦でも素晴らしいスポーツマンシップ」とこの行動を称賛。こう賛辞を続けている。 「アルバートは、負傷して倒れた。日本のコーナーキックでボールがアウトになったとき、日本のゴールキーパーである山下が、トレーニングスタッフが到着するまでアルバートを支え、サポートした。アルバートは試合を続けられた」 敵味方を超えた、素晴らしいアスリート精神だった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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