DeNA・度会隆輝&石田裕太郎、新人コンビ球団66年ぶり快挙! シーズン2度目の勝利投手&勝利打点で首位コイと2差!
デビューから4戦4勝となれば球団初。家族が見守った一戦で好投した右腕は「(度会は)僕が投げるときに打ってくれるのでありがたい。次も勝って新記録を目指したい」。度会は「一日一日、目の前のチームを倒せば(広島との)ゲーム差は縮まっていく」と言葉に力を込めた。
新人コンビが同じ試合で「勝利投手と勝利打点」を記録したのは今季2度目。球団では1958年以来、66年ぶりの快挙となった。若き星たちが、勝負どころの夏場にチームを引っ張る。(鈴木智紘)
★オールスター「すごく行きたい」
度会はこの日発表されたオールスターゲームのファン投票結果で外野手部門の6位となり、チームメートでは筒香、牧、山本の3選手が選ばれたファン投票での選出はならなかった。監督推薦などで選ばれる可能性は残っており「やってみたい舞台。チャンスがあれば楽しみ。すごく行きたい気持ちがある」と意欲を示した。
■データBOX
❶DeNAの新人・石田裕がプロ初登板からの3試合全て勝利投手。2リーグ制(1950年)以降、新人投手のデビュー3戦3勝は2019年の中日・梅津晃大以来5年ぶり13人目で、DeNA(前身を含む)では初めて。最多は50年の毎日・荒巻淳の6戦6勝。
❷新人に限らず、DeNAの投手のデビュー3戦3勝は球団タイ記録で、18年の京山将弥(2年目)に次いで6年ぶり2人目。
❸同じ試合で新人・度会が勝利打点、石田裕が白星を挙げたのは、6月16日の西武戦に次いで今季2度目。同一シーズンに「新人コンビの勝利投手と勝利打点」を2度記録したのは、99年の巨人・上原浩治-二岡智宏以来25年ぶり。DeNAでは58年の鈴木隆-近藤和彦と鈴木隆-石井登以来66年ぶり。