武者修行から復帰の20歳・GK長田澪、ブレーメンでは当面は2番手? 監督「明確なヒエラルキーをもって…」
ブレーメンのオーレ・ヴェルナー監督がチームのGKポジションでの状況に言及した。ドイツ誌『キッカー』が伝えている。 昨季はオランダ1部フォレンダムに送り出され、ほとんどの公式戦に出場するなど充実したシーズンを過ごした日独ハーフのGK長田澪(クラブでの登録名は「ミオ・バックハウス」)。バルセロナやプレミアリーグクラブからの興味も伝えられる20歳は先月『transfermarkt.de』で、「どの野心的なGKと同じように、(ブレーメンでも)僕は1番手になることを目指します」と意欲的に語っていた。 一方で、『キッカー』のインタビューでこれまでのクラブの補強に満足感を示したヴエルナー監督だが、長田を昨季途中に正守護神の座を勝ち取っている28歳のドイツ人GKミヒャエル・ツェッテラーの挑戦者と見ることを示唆。GK陣の序列について「我々は明確なヒエラルキーをもってシーズンに入るつもりだ」と話している。 なお、ツェッテラーに正守護神の座を奪われた32歳の元チェコ代表GKイジー・パヴレンカは昨季限りで契約が満了となり退団。また、クラブは3部に降格したハンザ・ロストックから33歳のドイツ人GKマルクス・コルケを3番手として迎えている。