TWS「plot twist」バイラルチャートイン デビューの心境ともリンクする爽やかな一曲
SEVENTEENの後輩グループTWS、フレッシュで親近感のあるデビュー曲
「Dubidubidu (Chipi Chipi Chapa Chapa)」と同様、TikTokを中心にバズを巻き起こしているCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が3位にランクイン。全世界を集計対象としたグローバルバイラルチャートでも15位にチャートインしており、日本が牽引する大きなグローバルバズとなっている。また、7位、8位、10位にランクインしているAmazonプライムビデオ独占配信アニメ作品『ハズビン・ホテルへようこそ』の関連楽曲もグローバルバイラルチャートと連動したチャートインだ。パイロット版からの熱狂的なファンが多いこの作品。待ちに待った本編の配信開始に世界中が沸いていることが、チャートの動向からも透けて見える。ミュージカルシチュエーションコメディアニメなだけあって挿入歌が作品の重要な要素であり、注目度も非常に高いようだ。 そして、今回特に注目したいのは、5位にランクインしているTWS「plot twist」だ。1月31日付のチャートではプレリリースシングル「Oh Mymy : 7s」がトップ10圏内にランクインしていたTWS。ボーイズグループが群雄割拠するなか、今後台風の目になりそうなTWSの魅力に迫ってみよう。SEVENTEENの後輩グループとして結成されたTWSは、6人組のグローバルボーイグループだ。「TWENTY FOUR SEVEN WITH US(いつもTWSと一緒に)」を略したグループ名・TWSに象徴されるように、日常の全ての瞬間を彩る、明るく健康的なグループコンセプトが特徴的である。そんな彼らのデビューミニアルバム『Sparkling Blue』のリード曲が「plot twist」だ。爽やかにきらめく新緑のようなポップソングに仕上がったこの楽曲。キャッチーさとミニマルさが同居したサウンドは、日常生活にアクセントをあたえてくれるBGMとしてぴったりだ。そして、初めての出会いのドキドキ感をテーマにした歌詞からは、グループのデビューというシチュエーションにもリンクする、期待と緊張が混在した複雑だけれどもポジティブな印象を感じ取ることができる。 サウンド、歌詞どちらをとってもTWSの爽やかで飾らない親しみやすいグループの雰囲気が余すところなく表現されており、デビュー作品にふさわしい楽曲だ。この「plot twist」やプレリリースシングル「Oh Mymy : 7s」が収録されたデビューミニアルバム『Sparkling Blue』は2月5日付のオリコンデイリーアルバムランキングで1位を獲得しており、すでに強い支持を集めている。デビューと同時に人気ボーイズグループになりつつあるTWS。今後大きく羽ばたくことが予想される彼らの一度しかないデビューを皆で祝おう。 ※1:https://charts.spotify.com/charts/view/viral-jp-daily/2024-02-07
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