【漫画】自分の声に悩むVTuberの“中のひと”が持つ悩み 「ギャップが滅茶苦茶好きです!」と話題に
コミックの映像化やドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回はまぜたまさんの漫画「中のひとの話」を紹介する。作者であるまぜたまさんが12月16日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.2万件を超える「いいね」を寄せられ、リアルとネットでの強過ぎるギャップを見せる展開が大きな反響を呼んだ。本記事ではまぜたまさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。 【漫画】舌足らずカワボVTuberの「中のひと」が悩む現実との意外な“ギャップ” ■可愛過ぎる声の配信者、しかしその悩みは… 主人公は配信者の女性。かわいらしいキャラクターのモデルを使いながら配信をおこなう、いわゆるVTuberだ。「配信きてくだしゃりありがとーごじゃいました」と、舌足らずな可愛らしい声が人気を博している彼女。この日の配信に寄せられているコメントでも、「声ほんと可愛い」「舌足らずなところすこ」など、たくさんのファンから声を褒められていた。「私は私の声が時々好きだ」と語る主人公は、そんな配信スタイルや声が自分でも気に入っているようす。 ところ変わって、舞台はコンビニ。眼鏡をかけた店員のレジに、すらっとした長身の人物がやってくる。「うわ…イケメン、背高っ!!」「あ、女の人…?きれー」と店員が見とれていると、女性が「ファミチキ下しゃい」と舌足らずな可愛らしい声で注文。男性にも間違えられる中性的な長身と声のギャップに、店員は「えっ…あっはい!」と驚き…。 同作の意外な展開に、SNSでは「これは正体バレても人気でるパターン」「不意打ちのギャップ最高だよね…」「特徴的な声って悩む人もいるけど、大体周りからみると素敵なんだよね」といった声が相次いでいる。 ■自分の声は好きであって嫌い…コンプレックスに揺れる心 ――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。 最近のことなのですがその時あたりから、ブイチューバにはまっていたこととイケメンを描く練習をしていたので、実験的に描きました。 ――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。 背景担当の人が背景頑張ってくれたので、そこ見て欲しいです。 ――主人公の声は特徴的なようですが、特定につながることはなかったのでしょうか。 大手でもなく、数万人の登録者の中堅位の設定なので、そんなに知られてるわけではないです。 ――本人は「合ってないと思われている」と勘違いしていますが、周囲から何か言われたことがあるのでしょうか。 話しにくいオーラがあるので、いじりづらい雰囲気があると思います。友達もリアルでは少ないと思うので、そんなに突っ込まれません。 ――主人公はVTuberのようですが、サポートしてくれる人などはいるのでしょうか。 個人活動でイラストは別にいるのだと思います。 ――舌足らずは生来のものなのか、VTuberとして活動しすぎて移ってしまったのか、どちらでしょうか。 声のコンプレックスから、そんなにリアルでは話さないため、こうなったのだと思います。 ――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。 これからも見て!!!!