【2024年引退調教師(前編)】安田隆行、飯田雄三、高橋裕師の成績を振り返り「勝負レース」の気配を探る
ウイン&マイネル軍団とともに! 飯田雄三調教師
次に1953年7月31日うまれの飯田雄三調教師。もともとはマサラッキ、キングジョイ、マルカラスカルなどを管理していた増本豊厩舎で調教助手をしており、2001年3月に調教師としては初出走を果たした。 2024年2月9日時点での成績は【320-328-339-3811】勝率6.7%、連対率13.5%、複勝率20.6%。キャリアハイは2007年の【19-15-13-138】で、全国リーディング76位という成績だった。 JRA重賞は3勝し、主な管理馬は転厩した馬もいるが、下記の通りになっている。 <飯田雄三厩舎 主な活躍馬一覧> マイネルクロップ(2010年産/54戦9勝/15年 マーチS) アイアンテーラー(2014年産/18戦6勝/18年 クイーン賞<船橋>) テイエムサウスダン 現役(2017年産/29戦9勝/22年 根岸S) ビーアストニッシド 現役(2019年産/16戦2勝/22年 スプリングS) 今年のフェブラリーSに出走予定がないだけに、GⅠ制覇を達成できなかったのは無念だが、2022年のフェブラリーSでは、逃げ粘ったテイエムサウスダンの2着は実に惜しかった。 個人的に飯田雄三調教師といえば、一口馬主クラブをすぐに想像してしまう。というのも、ウインやラフィアンのカタログを眺めていると、とにかく名前をよく目にしたからだ。320勝の内訳をみると、上位3馬主は予想通りの名前が並んだ。 1位 ウイン【26-34-19-207】 2位 サラブレッドクラブ・ラフィアン【26-31-27-229】 3位 竹園正継氏【23-10-27-256】 ちなみに4位はトーセン軍団の島川オーナーで【20-20-13-110】の成績だ。 ラスト3週の馬券面では岩田望来騎手を起用した場合は要注目だ。2023年以降、勝ち星はないが【0-3-2-4】で複勝率55.6%、複勝回収率151%あり、ヒモ穴として馬券に入れておきたい。