ラグビーサモア代表のダニー・トアラ選手(写真：AP/アフロ)

◇ラグビーワールドカップ2023フランス大会(9月8日-10月28日) 日本代表は日本時間29日のサモア戦に勝利。これによってサモアは決勝トーナメントへの自力突破の可能性がなくなりました。 【画像】プールD順位表　日本がサモア下し2位浮上 プールDでは勝ち点『14』のイングランドが首位通過を決めており、日本・サモア・アルゼンチンの3チームで2位を争う形となっています。 日本がサモアに勝利し、29日終了時点でのプールDの順位は 1位:イングランド(14) 2位:日本(9) 3位:サモア(6) 4位:アルゼンチン(4) 5位:チリ(0)となっています。 ※括弧内は勝ち点 サモアが暫定2位になるためには、日本時間8日に行われるイングランド戦での勝利が最低条件。しかし、この試合より前に行われるアルゼンチン対チリの試合結果によっては、最終戦を前に敗退を決めることになります。 アルゼンチンがチリ相手に勝ち点『3』を挙げた場合、その時点での勝ち点は『7』。 8日に行われる日本対アルゼンチンの試合で、引き分けた場合は日本の勝ち点が『11』、アルゼンチンが勝利した場合はアルゼンチンの勝ち点が『11』と、最低でもどちらかのチームが勝ち点『11』に到達します。 しかし仮にサモアがイングランド相手に勝ち点『5』を挙げ、勝ち点『11』で並んでも、サモアは日本・アルゼンチンとの直接対決で敗れているため、上回ることができず敗退が決まります。 アルゼンチンがチリ相手に勝ち点『4』以上を挙げた場合も同様、サモアが日本・アルゼンチンを同時に上回るパターンがないため敗退となります。