「答弁用意できない」北海道側がギブアップ…本会議開会直前に代表質問が突然延期に 記録が残る1967年以降初の"珍事" 北海道議会
北海道議会で、北海道側が答弁を用意できず、2月28日に予定されていた代表質問が延期されました。 北海道議会事務局によりますと、28日の代表質問前に開かれた議会運営委員会(議運)で、北海道の総務部長が「答弁の準備に時間をいただきたい」と延期を求めました。 議運はこれを認め、代表質問は29日に延期されました。 北海道議会事務局によりますと、記録が残っている1967年以降、北海道側が本会議の開会までに答弁を用意できずに議会の日程が延期されたことは初めてです。
北海道議会では、28日から2024年度予算などに関する論戦が始まる予定でした。 関係者によりますと、北海道観光振興機構の事業費に絡む観光関連経費の答弁内容が事前に一部報道機関に伝わったことで議員側が態度を硬化させ、対応に追われた道が答弁を用意できなかったということです。 28日の延期を受け、議会日程は1日後ろ倒しとなり、代表質問は29日と3月1日に行われます。
UHB 北海道文化放送
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