電気代は、増えても節約は難しい 原因は猛暑とインドア派の増加?
暑いから外に出られず、結果的にエアコンの利用時間が長くなる。節約したくても熱中症が心配だから電気代は増えて当然だ。Looop(東京)が実施した 「電気代&電気料金プランに関する意識調査」によると、回答者の72%が電気代の増加を認識しているものの、節約は難しいと考えている人が過半数だ。 20~60代の5000人に7月26~28日に、日常習慣や電気の使い方、電気代・電気料金プランに対する意識などについて聞いた調査。直近半年~1年に金額が上がった生活費は「電気代」と答えた人が多く(72.8%)、ガス代(49.8%)、水道代(44.4%)より圧倒的に高かった。食費・日用品等生活必需品の購入代(70.8%)をも上回っている。だが、電気代抑制や節約のための取り組みをたずねると、「とくに何も取り組んでいない」人が46.7%と半数近くにのぼった。 余暇を過ごす場所も、アウトドア派が13.7%なのに対し、インドア派が57.4%と圧倒的に多い。1カ月のおおよその電気代を都道府県別にみると、福井(1万2590円)、富山(1万1409円)、鳥取(1万919円)、石川(1万500円)、島根(1万486円)など、北陸・山陰地方が高額上位を占めた。 ちなみに、調査を実施した株式会社Looopは、再生可能エネルギーの発電から供給までを一貫して行っており、電力小売事業「Looopでんき」の市場連動型(時間帯によって電気料金が変わる)プラン「スマートタイムONE」を提供している。