藤井聡太七冠(21)史上最年少で「永世称号」の資格を獲得 山崎隆之八段に勝利 棋聖戦第3局
将棋の藤井聡太七冠が名古屋・大須で開かれた棋聖戦に勝利しました。 史上最年少で「永世称号」獲得です。 藤井聡太七冠が山崎隆之八段の挑戦を受ける棋聖戦五番勝負。 藤井七冠は、開幕から2連勝し、防衛に王手をかけて名古屋・大須の万松寺にやって来ました。 第3局は午前9時、挑戦者の山崎八段の先手で始まりました。 藤井七冠は6月20日に叡王のタイトルを失って以来、きょうが初めての対局でしたが、午後6時46分に3連勝ストレートで防衛し、5連覇を達成しました。 さらに史上最年少で「永世棋聖」の資格を獲得しました。 この結果、1971年に中原誠十六世名人が、当時23歳11か月で「永世棋聖」を獲得した際に築いた「永世称号」獲得の最年少記録を53年ぶりに更新しました。 藤井七冠の次のタイトル戦は7月6日と7日に、名古屋の徳川園で行われる王位戦七番勝負の開幕戦です。 「王位」5連覇をかけて、渡辺明九段の挑戦を受ける藤井七冠。防衛すると早くも2つ目の「永世称号」、「永世王位」の資格を獲得します。
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