「安心、平和な社会実現を」息子を亡くした父の訴え “世界道路交通被害者の日”を前に札幌で集会
17日は国連が定めた「世界道路交通被害者の日」です。これにあわせた集会が札幌で開かれ、5月に小学生の息子を事故で亡くした父親が思いを語りました。 「世の中すべての人々が加害者にも被害者にもなりうるという意識を深めていただき、必ずや現在よりも安心平和な社会を実現する必要があります」 札幌市の西田圭さんです。5月に豊平区で信号無視のワゴン車に小学4年生の息子、倖さんを奪われました。 西田圭さん) 「世の中にメッセージを発信し続けて何か一つでもいいから変えていかなければいけない。(交通死傷ゼロを目指して)継続し続けることの大切さこれは我慢強く取り組んでいかなければいけないことかなと思っています」 集会では警察庁が5月に打ち出し2年後の実施を目指す生活道路30キロ規制の意義と課題についても話し合われました。
HTB北海道ニュース