韓国料理のおかず7種 フ大短大部食物栄養学科、丸久と共同開発し販売【宇部】
宇部フロンティア大短大部の食物栄養学科2年生6人が6日、アルク琴芝店(村田政明店長)で、丸久(田中康男社長)と共同開発した弁当の宣伝販売を行った。来店者に声を掛け、7種類のおかずが楽しめる点をしっかりとPRした。 同大短大部は2013年度に丸久と弁当の共同開発契約を結んでおり、学生が考案したメニューを商品化し、店頭販売している。今年は韓国料理をテーマに、いろいろなメニューを少しずつ食べられるように6分割されたプレートに春巻き、チヂミ、キンパ巻きなど7種のおかずを盛り込んだ「7種のチッパプ(おうちごはん)弁当」を開発した。 学生たちはお得な点もアピール。河村由美さんは「子どもからお年寄りまで、年代を問わず食べられるおかずを、彩りを考えながら詰め込んだ。多くの人に食べてもらえれば」と話した。 指導する同大の山下晋平准教授は「ただ調理するだけでなく、商品開発のプロセスも学ばせてもらえるのが本当にありがたい」と話した。丸久惣菜部バイヤーの山田亮さんは「学生ならではの視点が入った商品で、私たちにとっても参考になる部分もある」と共同開発の良さを語った。 同弁当は11日まで市内のアルク6店舗で販売される。