芸能人「年齢公表」の難しさ 亡くなった真島茂樹さん日劇入団年を訂正、生前の心苦しさくみ取った事務所 桂由美さんも毛嫌い
一般紙のベタ記事に「真島さん入団年を訂正」という見出しがあった。 「5月22日に亡くなった振付師の真島茂樹さんの所属事務所が、日劇ダンシングチームへ入団年を1972年としていましたが、それを64年に訂正したという記事でした。真島さんは生まれ年を公表しませんでしたが、キャリアから年齢が推定されないようにするため、入団年を8年ごまかしていたということです」とスポーツ紙記者。 【写真】「マツケンサンバⅡ in東京ドーム」で松平と一緒に踊る真島さん 亡くなった際に年齢が広く報じられ、逆算するとキャリアに歪みが出るために訂正したことになる。生前の真島さんの心苦しさを事務所がくみ取った形だ。 4月末に亡くなったブライダルデザイナーの桂由美さんも、年齢を報じられることを毛嫌いした方だった。 「70歳になった頃でしょうか、マスコミにファクスを送って、年齢を報じないようにと強く訴えていました。それをくみ取り、芸能メディアは年齢非公開扱いで来ましたが、亡くなった際に94歳と大々的に報じていました…」(前出・スポーツ紙記者) 年齢を公表、非公表は難しいところだ。 (業界ウオッチャーX)