DeNA・度会 悔しさ胸に…課題の守備克服へ“新兵器”で猛特訓
◇交流戦 DeNA4―0ロッテ(2024年6月11日 ZOZOマリン) 【記者フリートーク】5月8日のヤクルト戦。「1番・右翼」で先発出場したDeNAの度会は、6回1死満塁の守備で、北村拓の平凡な飛球を落球する失策。2軍降格前は、それが最後のスタメンとなった。 理由の一つだった守備の弱点。度会はそれを自覚しているからこそ2軍でも守備を鍛えた。この日、手にしていたのは、2軍でも守備練習で使用していた手のひらサイズの「ワールドペガサス社」オーダーメードの小型グラブ。打球を芯で捕球するために有効で、試合前も小池外野守備コーチとそのグラブで練習に励んだ。「ああいうミスをしたことが凄い悔しい」と振り返ったミスからの復活。 打撃でチームに勢いをつけたが、定着するための課題を忘れてはいない。(DeNA担当 大木穂高)