「バスタオルをやめる」のは常識。たくさん使うからタオルは小さい方がいい
家事の時短、そして小さく暮らすためのテクニック。「バスタオルを持たず、小さめのタオルで代用」は知られているアイデアですよね。今回はもう一歩踏み込んで、どんなタオルを選べばさらにラクか、整理収納コンサルタントの須藤昌子さんに教えていただきました。ポイントは「軽さ」「薄さ」です。
たくさん使うから、タオルは小さいに越したことはない
タオルは毎日、家のさまざまな場所で使われるもの。もしかすると、家の中で最も使用頻度が高いアイテムかもしれません。とくにバスタオルは入浴後に家族それぞれが使い、それに比例して洗濯枚数も多くなりますよね。 「バスタオルを使わない、という人はもうたくさんいると思います。わが家も、一般的なバスタオルよりひとまわり小さいミニバスタオル(100×47cm)を愛用しています」と須藤さん。 使用しているのは、bon moment(ボンモマン)のかさばらないミニバスタオル。 サイズが少し小さくなるだけで、洗濯物を干すスペースを節約でき、乾きも早くなるのでいいことづくめ。毎日の家事がグッとラクになります。
タオルの素材にこだわればもっと時短できる!
でも、須藤さんがこだわっているのはサイズだけではありません。 「わが家のタオルは、そのほとんどがガーゼ素材。bon momentのミニバスタオルもガーゼ素材です。ガーゼは薄いから、収納スペースを圧迫せずコンパクトに収納することができます。以前使っていたパイル地タオルと並べて見ると、厚みがなく省スペースです」
薄いから早く乾く。ジメジメした季節でもストレスフリー
須藤さんがガーゼを選んだ理由はほかにも。 「薄手だから速乾性もあり、あっという間に乾くんです。外干しの時間を短縮できるのはもちろんですが、室内干しでも嫌なにおいを出さずに乾かすことができて助かっています」 梅雨などジメジメした季節はとくに、タオルが早く乾くのはうれしいですよね。 「じつは、タオルは使ってから洗濯機するまでの時間が意外と長いんです。ガーゼタオルは、入浴後に体をふいてからタオルハンガーにかけておくと、翌朝までにすっかり乾いています。洗濯機へ入れるまでの間、ずっと湿ったままだとカビやにおいが心配になりますが、そのストレスも減りました」