東京とは一味違うコスプレが…!ハロウィンで「大阪ミナミ」がド派手コスプレイヤーであふれた夜
大阪ミナミの夜がハロウィンのコスプレイヤー達で盛り上がった。19時を過ぎたミナミの夜は阪神の優勝でも決まったのかというような人出だが、まだ、親子連れなども目立ち、和やかにハロウィンを楽しむ雰囲気であった。しかし、19時30分になると、道頓堀橋からグリコ看板などが望める部分に南警察署の署員らが目張りのシートを設置。人の滞留を抑制するための措置が取られた。私服警察官に話を聞くと「聞いてた以上の人だかりがあちこちで見られますが、安全に夜が明けるまで警戒を続けます」と話していた。 【今年もやっぱり…】渋谷ハロウィンで「酔っぱらった男性が大暴れ」…「警察官数十名」で取り押さえた「衝撃写真」 20時頃になると、かに道楽周辺は歩くのもやっとという人波に。戎橋の直近では、川への飛び込みを警戒して警察官らが周囲に目を光らせていた。一方で、若者らが警察官らに「めっちゃリアルなコスプレですやん!写真撮りましょ」と声をかけていたが、警察官が「コスプレちゃうのわかってるやろ。早よどっか行き」などとやり取りをする場面も。 戎橋にコスプレイヤーらが集まる一方、そこからほど近いアメリカ村の通称三角公園(御津公園)にもたくさんのコスプレイヤーらが集まっていた。ハロウィンに関しては昔からの定番スポットだということだ。昨年のハロウィンの際に韓国の梨泰院(イテウォン)で日本人2人を含む159人が犠牲となった雑踏事故などを教訓に、人が集まりやすいエリアに警察官を集中的に配置していた。また、アメリカ村に繋がる一部道路もパトカーなどの警察車両で封鎖し、事実上の歩行者天国にするなどして対応を行っていた。 大阪府警は今回、230名を動員して警戒に当たっていたが、22時ごろになると暴走族などが爆音を轟かせながら御堂筋を繰り返し走行。ナンバーがないバイクなども走行していたことから、警戒中の覆面パトカーが追尾し確保するといった光景も見られ、御堂筋周辺は一時騒然とする事態となった。 23時を過ぎると皆が駅を目指し家路に急いでいたが、そこからは路上でナンパやケンカが起き始めた。さらにはバイクや改造車などが車線をふさぎ駐車するなどといった迷惑行為が目立つようになり、警察官らが増員され、あちこちで対応に当たっていた。ミナミのハロウィンは東京と別の意味で盛り上がった夜となった。 撮影・文:有村拓真
FRIDAYデジタル