スペック最強は誰だ!? 日本代表能力値ランキング6位。DFをぶち抜く! 世界に誇る最強の武器
AFCアジアカップカタール2023に臨むサッカー日本代表のメンバーが1日に発表された。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。
6位:三笘薫(ブライトン/イングランド) 生年月日:1997年5月20日 市場価値:5000万ユーロ(約70億円) 23/24リーグ戦成績:17試合3得点5アシスト 日本代表通算成績:18試合7得点5アシスト 過密日程の中、ブライトンで出ずっぱり状態だった三笘薫は第18節のクリスタル・パレス戦で負傷。実戦復帰に至らないままAFCアジアカップカタール2023に臨む日本代表メンバーに招集されている。大きな期待と小さくない不安が入り混じる中で、自身初の大舞台に臨むことになる。 三笘が世界から評価される理由は、やはりドリブル技術の高さにある。派手なフェイントは使わずとも、緩急や深い切り返しを駆使してどんどんと前進していく。とくに凄まじいのはトップスピードに至るまでの速さであり、対峙するDFからあっという間に大きなリードを奪ってしまう。それでいてボールタッチに狂いはないため、相手からすると止めるのは至難の業だ。これらは三笘にしかできない必殺技と言っても過言ではなく、「スキル」の数値はランキング内最高の91.6となっている。 攻撃面で違いを作り出す一方で、献身的な「守備」も忘れないのが三笘だ。スタミナが豊富であり、前線からのプレス、サイドバックのフォローを90分間に渡って繰り返している。だからこそ三笘は、ロベルト・デ・ゼルビ監督率いるブライトンで外せない存在になっていると言ってもいいだろう。能力値にもそれは表れており、「守備」の数値は攻撃陣としては高い61.1となっている。 ここ最近はゴールやアシストの数が伸びていないが、対策が厳しくなったことや三笘をゴールから離れた位置に置いて崩しの核として頼りにしているブライトンのチーム状況が大きく影響していると言えるだろう。もちろんシュートやクロスの精度をレベルアップさせる必要がまったくないとは言い切れないが、深刻なウィークポイントではない。
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