EURO2024では圧巻パフォーマンス ガクポはあの勢いをリヴァプールに持ち込めるか「自信を得て戻ってこられた」
プレミアリーグでの二桁得点に期待
今夏のEURO2024で強いインパクトを残した1人に、オランダ代表FWコーディ・ガクポが挙げられる。 ガクポは2022年のワールドカップ・カタール大会でも3ゴールを挙げて本格ブレイクを果たしたが、今回のEURO2024でも3ゴールを記録。所属するリヴァプールでも奮闘しているが、代表戦になると人が変わるタイプとも言える。EURO2024でガクポの上手さに改めて驚いた人も多いはずで、リヴァプールサポーターも驚いたのではないか。 今季からリヴァプールは指揮官がアルネ・スロットに代わるが、ガクポにはEUROでの勢いを持ち込むことが求められる。気になるのはポジションだが、ひとまずはオランダ代表と同じく左ウイングがメインとなりそうだ。ガクポも新体制の手応えを口にしている。 「監督はポゼッションをベースとした新しいプレイスタイルを取り入れている。僕たちも(前監督の)クロップから多くのことを学んできたし、それらの要素を組み合わせれば見ていて楽しいチームになると思う」 「監督は僕を左ウイングと考えていると思う。でもシーズンは長く、負傷者が出ることもある。監督からは別ポジションでの準備も伝えられているし、僕は最善のプレイをしてクラブに貢献できるよう努めている」 「EUROは個人的に良い大会だったけど、イングランドに負けたのは残念だった。それでも自信を得て戻ってこられた」(『Voetbal Primeur』より)。 昨季プレミアリーグでは8ゴールを奪ったガクポだが、EUROでの活躍ぶりを見れば二桁得点を求めたくなる。チームの主役になれるのか、注目される。
構成/ザ・ワールド編集部