経済を低迷させる長雨 天候よりも消費に影響を与える大きな要因とは?
8月28日に内閣府から発表された「国民生活に関する世論調査」では1997年以来で初めて所得・収入の満足度調査で「満足」が「不満」を上回りました。このように消費者が景気の良さを実感できるようになっている事実を踏まえると、やはり悪天候だけで消費の基調が崩れる可能性は低いと判断されます。 (第一生命経済研究所・主任エコノミスト 藤代宏一) ※本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所経済調査部が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。