【訂正】INI 許豊凡、池﨑理人、髙塚大夢……高学歴メンバーの活躍 デビュー前に積み重ねた努力が武器に
INIのメンバー、許豊凡が『就職力で選ぶ大学2025』(AERA Mook/朝日新聞出版)の表紙に抜擢された。同誌の表紙にはこれまでに青山学院大学出身のTravis Japan・川島如恵留、立教大学出身の美 少年・浮所飛貴、慶應義塾大学出身の美 少年・那須雄登、早稲田大学大学院在籍中7 MEN 侍・本髙克樹などインテリのイメージが強いアイドルが起用されてきた。許も特に多忙になるデビュー時期を乗り越え、2021年に慶應義塾大学経済学部を卒業した努力家の秀才だ。 【写真】人気急上昇中のINI INIの公式X(旧Twitter)には、グループとしての活動と並行して大学生としての通学や課題等をこなしてきたメンバーの大学卒業を祝う動画も投稿されている。同時期に関西外国語大学を卒業した後藤威尊とともにミニ卒業式を開かれ、そこで許は「皆さんへ恩返しできるように頑張りますのでこれからも宜しくお願いします」とコメントしていた。 INIのメンバーが大学名とともにテレビに出演している姿は度々目にすることがある。同志社大学在籍中の池﨑理人と、中央大学を2022年9月に卒業した髙塚大夢はこれまでに二人で『Qさま!!』(テレビ朝日系)や『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』(日本テレビ系)に出演。池﨑は『くりぃむクイズミラクル9』(テレビ朝日系)にも出演したことがある。今年6月10日にグループ全員で出演した『ネプリーグ』(フジテレビ系)でも大学名とともにメンバー紹介がなされており、分かりやすいお茶の間へのアピールポイントとなったようだ。
INI、勉強に打ち込んだ時間が吹かせる追い風
『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』という一般公募型のサバイバルオーディション番組から誕生したINI。もともと芸能活動をしていたり、ダンサーとして仕事をしていたりといったメンバーから、これまで一般人として生活していたメンバーまで、彼らの過去は多岐にわたる。幼少からトレーニングを積んだようなメンバーでなくても、才能さえ持ち合わせていればメジャーアイドルになる可能性を持つことができるというところがこういったオーディション番組の良い点と言えるだろう。 INIは2021年6月13日、オーディション番組最終回でのグループ結成の時点ですでに最年少の松田迅も高校を卒業しており、幼い頃から練習生としてのトレーニングを積むことが多い世界のボーイズグループシーンと比較すると彼らは比較的年齢層の高いスタートとなったように思える。 しかし、新人グループとして売り出す期間にすでに大卒を肩書きのひとつとして所持しているのは大きなアピールポイントとなるのではないだろうか。もちろん、学歴だけが賢さを測る基準ではないものの、分かりやすく“頭が良い”というイメージがあることはきっとプラスに働くはずだ。彼らがアイドルになる前に勉強に打ち込んだ時間が、今の彼らに追い風を吹かせることとなる。本誌ではいくつもの人生の岐路を乗り越えてきた許が積極的に学びを広げた大学生活や進路に迷う人へのアドバイスについて語っているという。中国出身の許にとっては海外の大学になる慶應義塾大学を卒業し、多忙な芸能生活と両立させたからこその言葉があるはずだ。 ※記事初出時、本文に誤りがありました。以下訂正の上、お詫び申し上げます。(2024年8月29日16:10、リアルサウンド編集部) 誤:2022年3月に慶應義塾大学経済学部を卒業した 正:2021年に慶應義塾大学経済学部を卒業した
池田夏葉