【北海道日本ハムファイターズ】新加入の山﨑福也、昨季大ブレイクの万波中正に期待| 注目選手・予想ローテーション・予想オーダー|プロ野球
予想オーダー
上位打線は新加入のスティーブンソン(左翼)と2022年の首位打者である松本剛(中堅)が務めることになる。オープン戦最後の2試合はスティーブンソンが1番、松本が2番の打順で臨んだ。この形が基本となりそう。 3番には昨シーズン大ブレイクした万波中正(右翼)が入る。レギュラーを確約されていたこともあり、練習試合からオープン戦序盤は出場機会も少なく調子が上がらなかった。しかしオープン戦の最終週は5試合中4試合でヒットを放ち、そのうち3試合は複数安打だった。最後の週だけを見ると、打率.412(17打数7安打)、1本塁打、1打点で開幕へしっかりと照準を合わせている。 開幕4番は加入2年目のマルティネス(一塁)。オープン戦では打率.341(44打数15安打)、2本塁打、12打点と勝負強さを発揮。3月22日のDeNA戦ではサヨナラ本塁打も放っている。一塁が基本だが郡司裕也との兼ね合いもあり、捕手や指名打者での出場もありそうだ。 5番は新加入のレイエス(DH)。MLB通算108本塁打を記録しており、2019年(37本)と2021年(30本)には30本塁打以上をマークした長距離砲だが、オープン戦では打率1割台で本塁打も0と苦しんでいる。序盤で日本の野球に対応できるかが得点力に大きな影響を与える。 6番以降は野村佑希(三塁)、石井一成(二塁)、水野達稀(遊撃)、田宮裕涼(捕手)と予想。二遊間は故障で離脱していた上川畑大悟や細川凌平。その他にも奈良間大己と加藤豪将さらにはベテランの中島卓也やらも控えており激戦区。シーズンの序盤で固定できるかが鍵となりそう。 捕手は田宮に加えて伏見寅威、ドラフト2位ルーキーの進藤勇也らが争う。その他にも捕手としての起用頻度は少なそうだが、郡司やマルティネスらも控えている。正捕手を固定するわけではなく投手によって使い分けることが基本路線となりそうだ。 <予想オーダー> 1(左翼)スティーブンソン 2(中堅)松本剛 3(右翼)万波中正 4(一塁)マルティネス 5(三塁)野村佑希 6(DH)レイエス 7(二塁)石井一成 8(遊撃)水野達稀 9(捕手)田宮裕涼
移籍・補強
日本ハムはこのオフに多くの補強を行った。FAで山﨑福也(前オリックス)、新外国人選手としてはレイエス、スティーブンソン、ザバラ、マーフィー、さらにはかつて在籍していたバーヘイゲンも獲得した。 その他ではトレードで黒木優太(前オリックス)や現役ドラフトで水谷瞬(前ソフトバンク)、ドラフトでも最速158キロ左腕の細野晴希(東洋大)などを補強している。 また、今年すぐに戦力となるわけではないが、昨年U18チャイニーズタイペイ代表として準優勝に貢献した19歳の右腕・孫易磊も育成契約で合意。今年だけでなく数年後の未来を見据えた補強も行っている。