【情勢調査】無所属の保守分裂「福井2区」でやや先行しているのは?(衆院選注目選挙区)
選挙ドットコムはJX通信社と共同で、10月15日公示・27日投開票の第50回衆議院議員総選挙の注目選挙区での情勢調査を実施しました。この記事では、「福井2区」の調査結果をお伝えします。 10月22日(火曜日)から23日(水曜日)までの2日間、選挙区内の有権者を対象に、無作為に発生させた電話番号に架電するRDD方式の電話調査とインターネット調査を実施した。合計556人から有効回答を得ました。
立憲・辻氏がやや先行 維新・斉木氏と無所属・高木氏が追う
福井2区には、届け出順に以下の5人が立候補しています。 日本共産党 小柳 茂臣(おやなぎ・しげおみ)氏 無所属 山本 拓(やまもと・たく)氏 日本維新の会 斉木 武志(さいき・たけし)氏 立憲民主党 辻 英之(つじ・ひでゆき)氏 無所属 高木 毅(たかぎ・つよし)氏 情勢の調査結果は以下の通りです。 ・立憲民主党の辻英之氏がやや先行し、日本維新の会元衆議院議員の斉木武志氏、無所属で前衆議院議員の高木毅氏が並んで追う展開。 ・無所属で元衆議院議員の山本拓氏、共産党の小柳茂臣氏は引き離されている。
支持政党、世代ごとなどの動向は?
支持政党、世代ごとなどの動向は以下の通りでした。 ・辻氏:立憲支持層の7割以上を固める。維新支持層と無党派層のそれぞれ3割前後から支持を得ている。 ・斉木氏:維新支持層の4割、無党派層の1割以上から支持を得る。自民支持層からも2割に迫る支持を得ている。 ・高木氏:自民支持層の約4割、公明支持層の3割程度から支持を得る。無党派層には浸透できていない。 ・山本氏:自民支持層の約2割から支持を得るが、無党派層での支持拡大に課題がある。 ・小柳氏:共産支持層から支持を得るが、他の党派には支持か広がっていない。 ・無党派層では4割程度が態度を明らかにしていない。 ・辻氏は幅広い年代から支持を集める。斉木氏は40代や50代で強さを見せている。 ・内閣支持層では高木氏が、内閣不支持層では辻氏が上回っている。
以上が、情勢調査の結果でした。 今週末はいよいよ投開票日を迎えます!選挙ドットコムは最後まで、あなたの大切な一票を投じる先を決めるために必要な情報を発信してまいります!