【ルヴァン杯】浦和、武田英寿が今季初出場で先制弾「強い気持ちで入れた」アウェー鳥取に参戦のサポーターに感謝
◆YBCルヴァン杯▽1次ラウンド 鳥取2―5浦和(24日・Axisバードスタジアム) 前回大会準優勝のJ1浦和はJ3鳥取に5―2で大勝し、2次ラウンドに進出した。 今季初出場、初スタメンに抜てきされた22歳MF武田英寿が一発回答した。 背番号47のレフティーは右インサイドハーフで先発。開始12分、DF石原広教の右クロスをニアサイドで右足で合わせて先制点を決めた。「広教くんもしっかり見えてて、優しいパスを出してくれた。ちょっと当たり損ねたけど、しっかり枠に飛んでゴールに入ってよかった」と今季初ゴールに喜びをにじませた。 2―1の後半7分には武田が蹴り込んだ右CKの流れからMF伊藤敦樹の今季初ゴールを演出。中島翔哉の2得点など大量5ゴールで大勝した。武田は「勝ててよかった。ホッとしてます」と話した。 昨オフにJ2水戸への期限付き移籍から復帰。リーグ戦で一度もベンチ入りできない中、出場機会をつかんだルヴァン杯で躍動した。ゴール後は右人さし指を夜空に掲げ「自分自身、ちょっと思いも入ってた。しっかりゴールが届いてるんじゃないかなと思う」と感慨深げだった。 この日は平日のナイトゲームに観客7677人が来場。多くの浦和サポーターも遠方から駆け付け、大声援で鼓舞した。武田は「平日のアウェー・鳥取にこれだけのたくさんの方が来ていただいて本当に心強かったですし、強い気持ちで入ることができました」と感謝した。
報知新聞社