看護職員の8割以上が『人員が少なく業務が過密』と回答 人手不足が深刻化 熊本県医労連が実態調査公表
熊本放送
看護の現場での深刻な人手不足の現状が明らかになりました。 熊本県内の医師や看護師でつくる労働団体「熊本県医療介護福祉労働組合連合会」が、2023年6月から8月、県内の看護職員に実施した実態調査結果を公表しました。 【写真を見る】看護職員の8割以上が『人員が少なく業務が過密』と回答 人手不足が深刻化 熊本県医労連が実態調査公表 調査では、回答した924人のうち、65%の人が「1年前と比べて仕事量が増えた」と答え、5年前と比べて11ポイント増えました。 また8割以上(84.3%)が「人員が少なく、業務が過密」と感じていて、「患者に十分な看護が提供できている」と答えた人は37パーセントにとどまりました。 この結果を受けて、県医労連は、職員の増員や夜勤回数の制限を国に求めています。
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