「半分以上失格していると思う…」取手は鬼門の森田優弥、地元勢背負って悪いイメージ払拭だ!/取手競輪G2・ウィナーズカップ
取手競輪「第8回ウィナーズカップ(G2)」は21日、初日を迎える。4RのS級一次予選を走る森田優弥(25歳・埼玉=113期)に話を聞いた。 ここは地元の武田豊樹ー芦澤大輔に任され責任重大。気持ちを全面に押し出すレースが身上にある森田だけに「地元を背負って走れるとは光栄です」と、より思いは高まる。 しかし気がかりも少々ある。「取手はとにかく印象が悪いんです。たぶん走った場所は半分以上、失格していると思う」とバンクとの肌合いの悪さを明かした。 調べてみると、デビューから6場所を走り3回失格と確かに相性は最悪だ。だから今節の目標を聞かれると「とにかく最終日まで残れるように(苦笑い)」と慎重姿勢を崩さない。とはいえ、地元・関東のビッグ開催だけに準備はできている。直前には眞杉匠らと宮古島合宿を行い、体をつくってきた。 「1日オフを入れたけどそれ以外はかなり乗り込みました。かなりいい練習ができたと思います」 関東にいい流れをつくり、自らも躍動して嫌なイメージを払拭する。(netkeirin特派員)