<紫龍―愛工大名電・’24センバツ>開幕まで1カ月 レギュラー争い 気合を入れ /愛知
センバツ開幕まで1カ月となった18日、愛工大名電ナインは愛知県春日井市の学校グラウンドで練習に精を出した。2005年以来19年ぶりの頂を目指すチームのレギュラー争いが本格化しており、部員らは引き締まった表情で攻守を磨いた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 倉野光生監督は練習開始前、合宿所の食堂に部員らを集め、体力強化を図ってきた冬場のトレーニングから試合を想定した実戦的な練習にシフトしていくと説明。「積み重ねてきたことを良い形で出してほしい」と鼓舞すると、熱心にメモを取っていた部員らは「よし」と気合を入れ直した。 主将の山口泰知(2年)は「センバツまでの1カ月間で技術を急激に上達させるのは難しいと思うが、後悔しないように練習する」と語り、副主将の板倉鉄将(2年)は「チームとして特に守備力を強化したい」と意気込んだ。【黒詰拓也】