マッチョボディの衝撃姿を披露!才賀紀左衛門が激白「ブレイキングダウンで完勝」驚きの計画
「お久しぶりです、フライデーさん!」 都内一等地にあるビルの最上階にあるジムを訪ねると、笑顔の才賀紀左衛門(34)が待っていた。長らくプライベートのゴタゴタに悩まされてきた彼が、この春から長女と二人での新生活に臨むにあたり、パーソナルジムの経営に踏み出したことをフライデーデジタルで報じたのは夏ごろのこと。 【画像】ぱ、パッキパキや…! 紀左衛門の盛り上がった大胸筋と腹筋 その際、紀左衛門は2~3の格闘技団体からオファーが届いていて、リング復帰も考えていると明かしていたのだが――ついに先日、小中学生にも大人気の格闘技大会「ブレイキングダウン」に電撃参戦することが明らかになった。”1分間最強”を決めるというコンセプトの同大会の「ブレイキングダウン10」(11月23日・さいたまスーパーアリーナ)で、全国100人の喧嘩自慢が集まったトーナメントを勝ち抜いた細川一颯と拳を交える。 出場が決まったのはこの秋。「9月から10月にかけて」だと紀左衛門は言うのだが、長いブランクが空いているうえにこの準備期間の短さは危険ではないのか、という本誌の危惧を笑い飛ばした。 「71㎏契約でいまは65㎏前後まで体重が戻りました。細川選手は71㎏で来ると思いますけど、僕はこのぐらいの重さで戦うつもりです。筋肉をつけすぎてもスピードが落ちるのでね。このジムでお客さんの指示をしている合間に自分のトレーニングをしています。タイミングが合えば、(朝倉)未来くん(31)のジムに行ってスパーをしている感じですかね。昔から未来くんとは知り合いで、『ブレイキングダウン、やったらどうですか?』って誘ってくれていたんですよ。プロ格闘家って知ってもらってナンボですから、復帰するからには一番盛り上がっているリングでやりたいなと思っていたから、『RIZINがエエかな?』って聞いたら『ブレダンでしょ』って。僕は目の病気もあるし、ケガも抱えているから、1分間というルールは好都合かなとも思ってオファーを受けたんです」 「ブレイキングダウン」を主宰する朝倉社長の反応は「そうっすよね」というクールなものだったという。 「ブレイキングダウン名物のオーディション、面白かったですね(笑)。みんな吠えまくっていて遊園地に行っている気分でした。ヤンチャなグループには地元の知り合いもいましたし。僕は“スポーツマン”なんでね、乱闘するつもりは毛頭なかったですけど、仕掛けられたらその場でボッコボコにしたでしょうね。誰もかかってこなかったですけど」 対戦相手の石川に「お前が紀左衛門? ほかの奴らは知らないけど、お前だけ知ってるよ。俺がやってやるよ」と絡まれたオーディション動画の反響は大きく、「オカンには『アンタまた試合すんの? ケガは大丈夫なんか?』と呆れられた」という。 「長女にも『パパ、試合すんの?』と心配されました。そうは言いながらも『格闘技好きだからやりたんでしょ? やるからには全力でやんな。勝ち負けより、ケガしないのが一番だからね。そこだけは気を付けてね』って。ホンマに可愛いですよ。最近はね、大人びてきて口ゲンカもします。『パパの顔見たくない。部屋に入ってこないで!』なんて言いつつ、翌朝になると『もういいよ。パパ、こっち来て~』って(笑)。絶対勝ちたいですね」 本格的に格闘技の練習を再開して、紀左衛門が思い出したことがある。「俺は本当に格闘技が好きなんやな」――。 「スパーするようになって、『楽しいなぁ』って思うんですよ。『俺はこれが好きなんや』って。何が楽しいって、格闘技ってね、アタマを使わないと勝てないんですよ。フェイントを仕掛けたり、カウンターを入れるためにエサをまいたり。戦術もどんどん進化している。僕がバリバリやっていたころは『カーフキック』(ふくらはぎを狙うローキック)なんてなかったですし。ペース配分もそう。『ブレイキングダウン』は1分の闘いですけど、人間がラッシュをかけられる時間って20秒くらいなんです。どこにピークを持っていくか。まだまだ、全盛期に比べたら反応がワンテンポ遅れる感じがあるんですが、『ブレイキングダウン』では間違いなく僕が勝ちます。たぶん、いきなり仕掛けます。狙うは顔面を右で打ち抜いてのKOですね」 紀左衛門のこと、この“口撃”も戦略の一つなのかもしれない。プライベートではKO寸前まで追い込まれたが、本業で雑音をシャットアウトしたいところ。この日の表情を見た限り、勝算は十分にありそうだ。 パパはリング上で愛娘にどんな答えを見せるか――。
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