谷口キヨコは悩む 家族も子も財産も“ないないづくし”の予感…お手本のない今後の人生をどう生きるか
【谷口キヨコのごきげん!? SOLOライフ】これまでの人生、お手本不要!で生きてきたように見える小泉今日子さんが、50代後半に入り、これからの生き方のお手本が欲しいけどいない!と困り顔で話してるのをテレビで見て驚いた私。キョンキョン、おまえもか!あなたも探してるのかお手本を!実は私も探してるんだよ~、と勝手にお悩みを共有した私。 そのお話の続きです。 「ないですよね~お手本」。これだけ聞くと(見ると)すごい上からな言い方に聞こえるかもしれませんが、どれだけ立派だったりすてきだったりな方がいても、もちろん他人がそうなれるわけでもなく、実は私もそうなりたいわけでもないんです…。それは分かっています。 私は他人様から見て立派だったりすてきな人になりたいわけではないんです。自分らしく年を重ねたい…これからも自分にとって幸せに年をとっていきたい…。ほんまにそう思うんですよね。 ただ、どうしたらよいのか分からないからお手本を欲しいと思う。お手本になる人を探す…。 でもでも、そうなんですよ。人はそれぞれで、しかも還暦近くまで生きれば個性がどんどん強くなります。いいな、憧れるなと素直に思える、そんな人がいても(もちろん私もそんな方は何人もいます)、その人と自分ではあまりに状況が違います。個別の悩みに対するアドバイスはありがたいし、救われることがありますが、お手本とはまた違う…。 家族の構成、仕事の状況、同じ人はやっぱりいない。全く同じ人はどこをどう探してもいないのです。でも、欲しいんです、お手本。ないと不安なんです。 だって、ないないづくしじゃないですか。母が亡くなったら家族はない(一人っ子だし)。子どももいない。スパッと仕事を辞めてそれからの人生を暮らせる財産もたぶん足りない。ここからまだ頑張りつつ、自分の人生の最終コーナーに向かっていく。こんな状況で人生の後半をハッピーに暮らしてる人、私がいろんな意味でカッコいいと思える人…どこかにいはりませんか~、どなたか紹介してください。 お手本のない、これからの人生をどう生きるか。 それぞれの不安とそれぞれの希望と…。全く同じはないけれど、一人一人が自分らしくそれぞれの人生の幸せに向かって生きていく。それを体現してる人。ズバリ、自分がこうなりたい、と思える人。まさにお手本…どこかにいはりませんか~。 (たぶんまだつづく)