内島萌夏、四大大会シングルスで初勝利「ほぼ完璧」 次戦は世界2位と激突<女子テニス>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、女子シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク83位の内島萌夏が同じく予選から出場した同302位のI・ブリージョ エスコリフエラ(スペイン)を6-1, 6-1のストレートで破り、四大大会のシングルスで初の初戦突破を果たした。 【大坂、内島ら全仏OP組合せ】 昨年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルンハード、グランドスラム)ダブルスで2回戦進出を果たしている内島だが、シングルスでの本戦白星は今回が初めてとなった。 今大会は予選3試合を勝ち抜き全仏オープン初の本戦入り。この日はファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどブリージョ エスコリフエラに1度しかブレークを許さず。リターンゲームでは11度のブレークチャンスを創出し、そのうち6度でブレークに成功。1時間ちょうどで念願の四大大会シングルス初勝利をあげた。 試合後の会見で内島は「今日はほぼ完璧と言っていいような内容でした。自分のいまできるベストができればチャンスはあると思っていたので、集中していました」と振り返った。 2回戦では第2シードのA・サバレンカと対戦する。サバレンカは1回戦で世界ランク100位のE・アンドレーワをストレートで下しての勝ち上がり。 内島は2回戦について「自分は失うものは何もないと思っていますし、彼女はいま世界のトップで戦っている選手なので、自分がどれだけ通用するのかすごい楽しみです」と意気込みを語っている。 同日には第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)や第7シードのジェン・チンウェン(中国)、第10シードのD・カサトキナらが初戦突破を果たした。