モルック、砺波に広がれ 市体育振興協、初大会に80人 北欧発祥ニュースポーツ、世代超え楽しんで
2024となみモルック大会は16日、砺波市の砺波体育センターで開かれ、市民約80人が北欧発祥のニュースポーツで盛り上がった。木製の棒を投げ、12本あるピンの倒れ方で採点する競技で、ルールが簡単で世代を超えて楽しめるとして徐々に普及している。全市的な拡大を目指し、市体育振興会連絡協議会と市スポーツ推進委員協議会が初めて企画した。 大会は勝敗にこだわるチャンピオンリーグと、勝敗よりも楽しみたい人向けのエンジョイリーグの2部門で行われた。小学生から70代を超えた幅広い世代の市民が集まった。 参加者は1~12の数字が記された木製ピン「スキットル」に目がけて「モルック」と呼ばれる棒を投げ、本数や数字を加算して50点ちょうどを目指した。1本しか倒れなかった場合はピンに書かれた数字が点数になり、複数倒れた場合には倒れた本数が点数になる。戦略が大事になるだけに自分のチームの点数を考えながらピンを狙った。 ●市教委、用具貸し出し 砺波市内では全国大会に出場したモルックチームがあるほか、昨年9月に市内で開かれた県スポーツ推進委員研修会でもモルックが取り上げられた。市教委は昨年度、モルック用具を20セット購入し、市民に貸し出している。 成績は次の通り。 ◇チャンピオン (1)SHOGE MOLLKY(2)ヤナゼ(3)中野なかよし◇エンジョイ (1)チーム東野尻▽特別賞 レバタ、Yokotaファミリー、パラス、チームハイジ