DeNA “下剋上”で日本一!「とにかくグルーヴしてた」日本シリーズをスポーツジャーナリストが振り返る
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜6:00~9:00)。11月8日(金)放送のコーナー「リポビタンD TREND NET」では「横浜DeNAベイスターズ」にフォーカス! スポーツジャーナリストの生島淳さんに解説していただきました。 (※この日はパーソナリティの吉田に代わり、TOKYO FMアナウンサーの手島千尋が代演パーソナリティをつとめました)
◆横浜DeNAベイスターズが日本一に! 3位からの下剋上を果たす
今年のプロ野球は、レギュラーシーズンでは3位だった横浜DeNAベイスターズが下剋上を果たし、「SMBC日本シリーズ2024」(以下、日本シリーズ)では福岡ソフトバンクホークスを破り、日本一となりました。 ユージ: 先週(11月1日(金))のこの時間、生島さんにお話を伺った段階では日本シリーズで横浜DeNAベイスターズが日本一に王手をかけた状況でしたが、11月3日(日)におこなわれた第6戦で見事、優勝を決めましたね! 生島:もう一気に押し切っていましたね。移動日、そして雨で1日順延となり、勢いがどうなるかと思いきや、第6戦も筒香嘉智選手の先制ホームランで怒涛の大量得点。日本シリーズ全体を通しても、始まる前の予想とは全く違った展開となり、流れの怖さを実感したシリーズでした。 ユージ: レギュラーシーズン3位からの下剋上で日本一になったのは2010年のロッテ以来2度目でした。しかも、レギュラーシーズンの成績からするとソフトバンクとの戦いは「史上最大格差」で、“貯金”がたくさんあると言われていましたが、関係ありませんでしたね。 生島:貯金が2位でしたからね。メジャーリーグもそうですが、レギュラーシーズンは「平均値」を競う戦いです。一方、ポストシーズンは短期決戦で、1週間でチームの状態がどうかという戦いなので、ケガ人が出ればそれだけでマイナスですし、横浜DeNAベイスターズの桑原将志選手のように波に乗った選手がいると、それがアクセントとなり打線が活気付きます。横浜DeNAベイスターズで特筆すべきなのは、クライマックスシリーズで、甲子園、東京ドームと敵地でしっかり勝ち上がってきたことです。これ、全部先攻ということです。日本シリーズでも敵地福岡で3連勝。とにかくグルーヴしている感じがしましたね。 番組では他にも、横浜DeNAベイスターズの敏腕女性オーナーについて解説する場面もありました。 (TOKYO FM「ONE MORNING」2024年11月8日(金)放送より)