「海に眠るダイヤモンド」歴代ワースト危機も何のその! 神木隆之介の評価揺るがず復調の“兆し”も
神木隆之介(31=写真)主演のTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」が歴代ワーストの危機などと報じられた。日曜劇場の歴代ワースト1位は、2014年10月期の錦戸亮(40)主演「ごめんね青春!」で、全話平均視聴率は7.7%。 【写真】みちょぱに見えるが…安達祐実です 「その次の『流星ワゴン』が平均10.3%、さらに次の『天皇の料理番』が14.9%ですから、当時としては数字的に惨敗でした。ただ『ごめんね青春!』の脚本はあの宮藤官九郎さんで、学園コメディーとしての評価は高く、ギャラクシー賞なども受賞しています」(テレビ誌ライター) 「海に眠る」は10月20日放送の初回こそ11.0%と2ケタを記録したが、その後9.3%→7.0%に。11月17日放送の第4話では7.5%まで持ち直したものの、4話平均で8.7%と、今のところ歴代ワースト3に入るレベルになっている(数字はビデオリサーチ調べ=関東地区)。 「『海に眠る』は脚本が野木亜紀子さん、演出が塚原あゆ子さん、プロデューサーが新井順子さん。興行収入50億円超えの大ヒット映画『ラストマイル』を手掛けた“最強トリオ”のドラマですから、前評判は《楽しみでしかない》などと非常に高かった。世帯視聴率がすべてではないとはいえ、さすがに局内でも首をかしげるというか、不穏なムードが漂っていますね」(前出のテレビ誌ライター) もっとも、ドラマファンの評価は高い。レビューサービス「Filmarks」での評価は5点満点で4.1(11月21日現在)と、秋ドラマの中ではトップクラス。《ストーリーに引き込まれる》《さすが》《めちゃめちゃ面白い》《映画を見ているみたい》などと絶賛する声がズラリと並ぶ。TVerのお気に入り登録数も87.2万で、ベスト5に入る勢いなのだが、脚本の野木氏をはじめ“最強トリオ”の作品ということで、始まる前から期待値が高まりすぎた、ハードルが上がりすぎたところもあったようだ。 「実際《期待外れ》なんて声もなくはない。過去と現代を行ったり来たりする構成が《分かりにくい》という視聴者もいる。日曜劇場をリアタイ視聴するオールドファンほど、その傾向が強いようですね。ただ、一致しているのは、CGで再現した“軍艦島”など映像の美しさに対する評価と、過去と現代で1人2役を演じ分けている神木さんをはじめ、杉咲花さんなど共演陣の演技力に対する評価がとにかく高いということ。この先も数字的にパッとしなかったとしても、神木さんの役者としての評価が揺るぐことは絶対にないでしょう」(ドラマ制作会社関係者) さらに復調の“兆し”もあるらしい。 「急展開のない“スロースタート”で、第2話あたりから離脱した視聴者が少なからずいたわけですが、第4話がネット上で《神回》と評判になったことで、《4話をイッキ見したけど面白かった》などと口コミで再評価する流れも出始めています。日曜劇場で言えば、今年4月期の長谷川博己さん主演『アンチヒーロー』も中盤で数字を下げましたが、ミステリー要素もある『海に眠る』も、伏線を回収していく後半戦で“追っかけファン”が増え、一気に盛り返していくパターンのドラマでしょう」(前出のテレビ誌ライター) ワーストの汚名を避けられるか。 ◇ ◇ ◇ 「海に眠るダイヤモンド」では、神木隆之介と共演する土屋太鳳(29)の「激ヤセ」も話題になった。■関連記事『【もっと読む】"激ヤセ"で産休から早期復帰した土屋太鳳の女優魂 戸田恵梨香は"美をキープ"しつつピンポイント出演』では、土屋の驚異的な体型調節能力について伝えている。