コレクションかファッションか 安達葵紬ゴルフ始めました【Dispatch 9】
二人組ユニット「カノサレ」のメンバーとして活動するアイドル、安達葵紬がゴルフの道に足を踏み入れる。旺盛な好奇心と高い身体能力を誇る彼女に課せられた目標は〈100切り〉。ゴルフの「ゴ」の字も知らない彼女が目標を達成する日は来るのだろうか。当シリーズは来るべきその日まで続く。
コレクションかファッションか
我孫子「おっ、ジョーダン」 安達「エアジョーダン4× TRAVIS SCOTTです」 我孫子「これは、色ですか」 安達「水色とか、緑とか、そういう色が好きなんです」 我孫子「でも、なかなか手に入らないやつですよ」 安達「これは、スニーカーズの抽選で当たりました」 我孫子「安達さんは、レアなスニーカーを普通に履くのがいいですね。どんな服と合わせていますか」 安達「デニムのスキニーと組み合わせることが多いです」 我孫子「ハイカットは、短パン系と合わせる人も」 安達「ですね。ただ、私、あんまり可愛い短パンを持ってなくて」 我孫子「これ、でもホントけっこうなプレ値(転売される場合のプレミアム価格)がついてるスニーカーですけど、そういうお金のことだったりっていうのは、ぜんぜん頭をよぎらない? 履かなかったら、何十万で売れるんですよ」 安達「う~ん。たとえば、いま自分が履いているスニーカーが、プレ値で10万円なんだよって言われたら、そんなレアなものを履いているんだ、っていう気持ちは生まれるじゃないですか。それはゼロではないですし、スニーカーが好きなので、ある程度の相場は認識していますし。でも、レアだという理由で買うことはないです。レアだから、欲しいとも思わない」
付加価値か審美眼か
安達「そういえば、これ(SEAN WOTHERSPOON × NIKE AIR MAX 1/97 VF)は、こだわりがない頃に買った。『レアだから買っちゃった』系のスニーカーです」 我孫子「これもプレ値がついてるモデルですね。ショーン・ウェザースプーンは、ロサンゼルスでヴィンテージショップもやっている人ですね」 安達「デザイナーさんじゃないんですか」 我孫子「シューデザイナーとして脚光を浴びたのが、ナイキの『未来のエアマックス』を作るプロジェクト『VOTE FORWARD』で、彼が応募したデザインが人気投票で一番になって」 安達「たぶん18歳ぐらいかな。大学の友達でスニーカーが好きな子が『なかなか買えないから、応募だけしてみたら』って教えてくれて、そうしたら、また抽選で当たって」 我孫子「芸能界の人って、クジ運強いよね(笑)」 安達「スマホで見たときは普通だったんですけど、届いて履いたら可愛いと思って、ずっと大事にしてます」