幻想的な光の”富士山” イルミネーション駅前照らす 静岡・御殿場市
御殿場市は11月30日、JR御殿場駅富士山口広場でイルミネーションの点灯式を開いた。市民らが白い息を吐きながら幻想的な演出を楽しみ、冬の訪れを感じている。2025年3月2日まで、午後5時~午前0時に楽しむことができる。 市が時之栖の協力で実施する冬の風物詩。今年は御殿場市制70周年に合わせてテーマを「光り輝く御殿場~祝70周年~」に設定。富士山をイメージして青と白を基調とした約30万球の電球が広場をきらびやかに照らしている。初日は記念イベントが催され、小山高ダンス部のパフォーマンスや御殿場南高吹奏楽部の演奏などが会場を盛り上げた。 イベント会場では、静岡県トヨタ会が電源としての自動車の機能を紹介するクリスマスツリー点灯式も実施。トヨタ車「bZ4X」から給電し、加盟者の代表者がスイッチを押すと発光ダイオード(LED)が光ってツリーが華やいだ。車からの電気を活用してペットボトルを暖める「給電カフェ」などの企画も展開した。
静岡新聞社