今季4勝目に王手 シフィオンテクがガウフにストレート勝ちでローマ決勝へ<女子テニス>
BNLイタリア国際
女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は16日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第3シードのC・ガウフ(アメリカ)を6-4, 6-3のストレートで破り、2022年以来2年ぶり3度目の決勝進出を果たした。 【シフィオンテク、サバレンカらBNLイタリア国際組合せ】 2021年と2022年のBNLイタリア国際女王である世界ランク1位のシフィオンテクは今大会、初戦の2回戦で世界ランク77位のB・ペラ(アメリカ)、3回戦で同41位のY・プチンセワ(カザフスタン)、4回戦で元世界ランク1位のA・ケルバー(ドイツ)、準々決勝で第18シードのM・キーズ(アメリカ)を下して4強入り。 準決勝、シフィオンテクはファーストサービスが入ったときに72パーセントの確率でポイントを獲得すると、ガウフのブレークを1度に抑える。リターンゲームでは4本のダブルフォルトを犯すなどサービスが安定しないガウフから11度のブレークチャンスを創出し、4度のブレークに成功。1時間47分で勝利した。 大会3度目の優勝とムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)に続く今季4勝目をかけて、決勝では第2シードのA・サバレンカと対戦する。サバレンカは準決勝で第13シードのD・コリンズ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。