警察官2人、違法薬物譲り受ける 容疑で書類送検、懲戒免職 北海道警
大麻とみられる違法薬物を知人から譲り受けたとして、北海道警は24日までに、麻薬特例法違反容疑で、北見方面本部管内の警察署に勤務する20代の男性巡査2人を書類送検し、同日付で懲戒免職処分とした。 書類送検は3月19日付。道警監察官室によると、いずれも容疑を認め、「大麻を吸ってみたかった。興味本位だった」と供述。複数回吸引していたという。 送検容疑は昨年10月、札幌市内で、大麻とみられる薬物を知人から譲り受けた疑い。 捜査関係者によると、知人は警察学校で2人と同期だった元巡査。退職後に薬物関係の事件で逮捕されていた。 道警の親谷光博監察官室長の話 警察官としてあるまじき行為。指導教養を徹底し、再発防止と信頼回復に努める。