工事最盛期目前 ラピダスで変わる千歳
工場の工事が最盛期を迎えようとする中、近隣の自治体の期待も高まっている。厚真町では工場まで車で30分という好立地を売りとした大規模な宅地造成が始まろうとしている。既に苫小牧や千歳で働く人が町には多く定住していて、利便性の良さをさらにPRする方針だ。 恵庭は、工業団地造成の必要に迫られている。このほど道内外の半導体関連企業4000社を対象に行った調査で、約30社から「工場進出の可能性あり」との回答を得た。市の担当者は「どれぐらいの規模の工業団地をいつまでに設けるか、スピード感を持って協議する」と話す。 今回、ロケで千歳を訪れた日本経済新聞社札幌支社の高尾記者は、「各自治体がそれぞれ単独で事業を進めるのではなく、連携しあって対応する必要がある」と強調。そうすることが「ラピダス効果」を押し上げることにつながるとの考えを示した。 (2024年3月16日放送、テレビ北海道「けいナビ~応援!どさんこ経済~」より)