昭和のラブソング、繊細に再現 林部智史さん、来月24日福島・郡山で公演
繊細な恋心を描いた1970~80年代の名曲を歌ったカバーアルバム「カタリベ~愛のエクラン~」を発売した歌手の林部智史さんが、来年1月から全国ツアーを行う。県内では1月24日に福島県郡山市で開催する。 2016年2月にデビューした林部さんは、今年2月からの1年間を8周年の「カバーイヤー」として、同作含め2枚のカバーアルバムを発売した。今作には「愛のくらし」(加藤登紀子)、「夢一夜」(南こうせつ)など全12曲を収録。いずれも88年生まれの林部さんが生まれる前の曲だという。林部さんは「聴く人にとって思い出のある大切な一曲かもしれない。だから原曲の世界観を壊さないように、歌詞を読み解きながら再現しました」とカバー曲への思いを話す。 周年記念の締めくくりとなる同アルバムを携えてのツアーでは、カバー曲のみでのコンサートに初挑戦する。 「聴きなじみのある楽曲もお届けすると思います。コンサート全体を一つのラブストーリーとして構成し、皆さんの人生という物語を重ねることができるような演出を考えていますので、ぜひ聴きに来てください」
福島民友新聞社